朝5時半にバスターミナルに到着したものの、
こんな時間にホテルに行っても、門が閉まっているのがオチ。
なので、1時間半ほどバスターミナルの椅子で休憩。
建物内なのにめちゃくちゃ寒い。
ふるえながらも何とか1時間半が経過し、乗合タクシーでホテル前へ。
ホテルはHospedaje Lapaz。
部屋はそれなりに綺麗で、シャワーは定番の勢いを強くすると水になるタイプ。
25ボリビアーノとラパスのホテル並に安い。
特に不満もないのでそこに決定。
部屋に戻り、少し休憩した後、ホテル出発。
今日くらいにおそらくEさんがここポトシに来ているはずなので、
まずはメールを確認したい。
朝8時はまだ早すぎたみたいで、ぜんぜんネット屋があいてない。
ようやく1軒みつけ、そこでメールを確認すると、やはりEさんからメールが。
別のホテルに泊まっているようで、そのホテルまで移動する。
ついでに宿泊代も聞こうとフロント近くで立っていると、Eさんを発見。
鉱山ツアーのめぼしをつけているものの、まだ金額は払っていないということで、
ツーリストインフォと書かれた店舗へ。
1人70ドルで送迎車+ガイド付き。
ということで、俺も料金を払い、さっそく出発。
するが、近くのバス乗り場まで歩いていく。
なんでやねん??
普通はオフィス前に車が到着やろ。
なんかあやしいなここ・・・。
バス乗り場に行き、車がそこに来るのかと思いきや、
来たのはガイドさんだけ。
「車は?」
「ノーアイ」(ない)
はい、ここだめ。
オフィスに戻って料金を払い戻してもらう。
なにがトランスポーテーションインクルードじゃ!!!
一緒に歩いて行くことをそう呼ばんわ!!
それから色々旅行会社を回り、結局アミーゴスなんとか(名前忘れた)に決定。
めっちゃちゃんとしてそうな人やったし、電話で確認をとっていたし、
テレビのチャンネルがニュース番組やったし。
この一つ前にいったところは、何かぬけてそうな男が出てきた上に、
ガンゲーやってたし。あやしさ満開やった。
60ドルで、送迎車(タクシー)+ガイド+着替え付き。
ダイナマイトも購入可能とのこと。
ツアーは2時半からとのことなので、
それまで町をぶらぶらしたり、昼食を摂ったりした。
昼飯はもちろんメルカド。
2時よりちょっと前に旅行会社のオフィスに行くと、
「2時からに変更していい?」とのこと。
「後2人追加して、専用の車を用意した」
タクシーが専用の車(たぶんワゴン)に変わったし、
ラッキーラッキー!!!
ワゴン車に乗り込み、鉱山へしゅっぱー・・・つせず、
また近くのバス乗り場へ。
そこで降ろされ、二人組みと合流。
うん?またクレームか!!!?
と思ったら、別の車に乗せられた。
その車には既に4人が乗っており、結局計8人でツアー開始。
どうなっとんねんこれ・・たぶん裏のネットワークがあるんやろな。
一行はまず鉱山近くのマーケットへ。
情報ノートによると、ここで鉱山の人たちにプレゼントを買ってもっていくらしい。
まぁ仕事してる中、邪魔するわけやからな。手土産くらいはいるか。
土産で一番よろこばれるのはコカの葉とジュースらしい。
えええ・・・ダイナマイトちゃうんや。
ボリビアでは、コカの葉自体は育てても食べても違法ではないらしい。
(精製するとコカインになって違法)
おばちゃんコカの葉買って、バクバク食べてる。
土産ちゃうんかいそれ!!
俺はダイナマイトの部品を購入。
部品というか、ダイナマイト、威力増加のための何か、導線の3つ。
他の皆も色々買ってたけど、基本みんなコカ+ジュースのセットやな。
次に訪れたのは、鉱山前のとある建物の近く。
そこで、全員服を着替えることに。
上下黄色い水よけと思われる服を着て、
ベルト、ヘルメット、長靴、バッテリー付きライトを装備。
ちょっと見にいくだけにしては装備が厳重やな。
この装備をみて、だいぶ汚れそうやなと思ったので、
カメラはこの建物内においておくことに。
(南京嬢で締めるらしいから)
そこから少し歩いて行き、鉱山入り口に到着。
そこからガイドのおばちゃんを先頭に、鉱山に突入!!!
中はめちゃくちゃ暗い。ライト絶対いる。
よく水たまり(水+泥)があるので、長靴も正解やった。
それに、場所によってはしゃがまないと歩けないところもあり、
ちょくちょく頭を打つので、メットも必要。
ということで、歩いてすぐに、これは必要最低限の装備だという事がわかった。
ライトの光をみると、粉塵がしっかり見えるので、マスクも装備。
これをずっと吸っていると病気になる。
途中で、作業中の鉱山夫たちに遭遇。
彼らは、4人で鉱石のつまったトロッコを動かしていた。
暗く、空気も悪い中、汗水たらして仕事してるのに、俺らはのん気に
見物に来ていて、とても申し訳なく思った。
途中、ダイナマイトをしかけているのを見学したが、
やはり彼らは仕事中。俺達には笑顔で接してくれたが、それが何故か辛かった。
俺らのツアー代金のうち、彼らに少しでも渡ってるのかな??
たぶん渡ってないから、プレゼントを渡すんだろう。
ほぼ毎日観光客がおしよせるから、それで彼らの生活が少しでも豊かになれば・・・。
俺は今日、金を払って鉱山で働く人の邪魔をしにいったのか・・・。
そんなことを考えながら、鉱山内を歩いていた。
それからも、狭い道をしゃがみながら歩いたり、
登ったりして、結局2時間半ほど鉱山の中にいた。
途中、1人の欧米人男性がとてもしんどそうだった。
何かの病気の兆候じゃないかと思った。
ツアーガイドのおばちゃんは、コカの葉をつねにカミカミしながら歩いてた。
だから元気なのか?それとも通常の判断ができない状態なのか?(噛みすぎて)
鉱山から出たときの皆は、本当にいい顔をしていた。
仕事おわり、みたいな。
1人めちゃ元気な欧米人がおるなーと思ったら、さっきしんどそうにしていた彼だった(笑)
いや、元気になってよかった!!!
その後はみんなで記念撮影。
俺はカメラを置いてきたので、残念ながら写真はなし。
車に戻り、そろそろ戻るのかと思ったら、ここでダイナマイトのデモ。
一本丸々は危ないらしく、3分の1に切って、ガイドのおばちゃんが作り、
遠くに離れて設置。
いや、遠すぎて爆発したかわからんのちゃうん??
って離れたけど、3分後・・・
ドッカーーーーーーーーン!!!!!!!!!!
ものすごい音がして、たぶん全員驚いたと思う。
「レディース&ジェントルメン、これがダイナマイトだよ」
そういったのは、やはり鉱山でしにかけていた彼だった(笑)
さっきとのギャップがありすぎて笑い死にそうになったwww
ダイナマイトのデモもおわり、俺達はさっきの建物に戻って着替え、
ポトシへ戻った。
戻った後は俺もEさんもホテルにいったん戻る。
体が相当汚れたので、シャワーを浴びるために。
俺は明日の朝浴びるので、歯だけ磨いて部屋で休憩。
しばらくしてEさんが俺の部屋まで来たので、夕食へ。
夕食は、いかにも地元の食堂といった雰囲気の店で食べたのだが、
スープだけで8ボリ。たっけぇ!!!確かにチキンがでかかったけど!!
そのままメインまで食べると、夕食代が200円を超えるという異常事態になりかねないので、
今晩の夕食はこれくらいにして、地元のケーキ屋へ。
そして目についたのが、ロドリゲスというケーキ屋。
そこのティラミスが激うま!!!
Eさんと「ボリビアはケーキのレベル高いですねー!」といいながら食べてた。
俺はひそかに、明日もこのティラミスを食べようと決意した。
だが、ケーキを食べた後、すぐに腹痛が・・・。
Eさんとはコースが違うので、この後もう会えないかもしれないのに、
ろくに挨拶もしないまま、ホテルへと戻った。
そしてトイレにしばらくこもり、すぐに眠りについたのであった。
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