8/16(月) ンゴロンゴロ保全地域へ ~アフリカでの初サファリ!~

◆昨日のできごと
ダルエスサラームを無事出発し、夜7時頃にアルーシャの街に到着。
Kitundu Guest Houseという所までは近く、歩いていこうとしたが、
ILMAASAI EXPEDITIONという旅行会社の人が、
「宿まで送ってやるから、話だけでも聞いてくれ」との事。
しかも、首からその旅行会社で働いているというカードをぶら下げた人が、
3人も熱心に説得してきたので、話だけでも聞くことに。

宿へは無事到着。
部屋は綺麗で蚊帳もあり、朝飯付きでシングルルームが15000シリング。
ま、標準の値段やな。

部屋に荷物を置き、車で旅行会社へ。
街の東側にあるクロックタワーの近くに、旅行会社はあり、
そのオフィスに通された。

俺は、マサイの人と触れ合うツアーに参加したく、
ガイドブックによると1日20ドルくらいで参加できるとのこと。
それはいい!!


だが、話は別の方向に進むのであった。

ボス「明日ンゴロンゴロにスペイン人2人が行く事になっている。
   それに参加しないか?」

ンゴロンゴロ?聞いたことあるな・・・。
ガイドブックを見ると、それは保全地域の名前で、
日本語でいうサファリをしにいかないかとのことだった。

サファリはケニアで行くつもりだったし、ケニアでは1日80ドルくらい。
とりあえず値段を聞いてみると・・・

ボス「350ドルだ」

は?今なんて言いました?

俺「350ドル?高すぎます。参加できません」

といいつつ、ンゴロンゴロの説明を読むと・・・
他の場所に比べると、動物たちと遭遇しやすいのだとか。
そして、動物たちは皆大きなクレーターの中で住んでいる。
さらに、ここは人間が住んでいない数少ない場所なのだとか。


お!つまり本当の意味での野生の楽園やな。
大きなクレーターの中ってことは、密猟者も入りづらいやろうし。


でも300ドルかー。
高いな。
これまでも、どんなに興味のある事でも、「高い」というだけで、
参加しなかったが、アフリカに来た目的は、野生の動物たちを見る事やし。
このまま「高い」という理由だけで拒み続けたら、なんかもったいない気がしてきた。

それに、参加者が俺を含めて3人という事は、サファリカーの中で、
左右をほぼ独占できるって事やし。(参加者を気にせず写真撮り放題)

ボス「君は学生だから、300ドルにする」

学生ちゃうし、結局300ドルでも高すぎるんやけどな。

ボス「金は俺たちじゃない、政府に払うんだ」

いや、それは正確には違うな。
入園料50ドル。クレーターへの入場料200ドル(1台)。
200ドルは参加者3人で割ると、1人あたり66ドル。
これを足すと116ドル。それに80ドルを足しても200ドルくらいやん。


でも・・・

これは行くしかない。
サファリでは、動物達に遭遇するのは運しだいで、
有名どころにほとんど会えなかったという人たちもいる。
ここでもし会えなかったら、ケニアでもサファリに参加するかを考えたらいいし。



俺は前金の200ドルを払い、宿まで送ってもらったのだった。


◆ここからが日記

朝5時半に起床。
昨日「朝早いけど朝食食べられる?」と聞いたら、
「大丈夫」といったくせに、寝とる。


蹴りおこしたろか。


でも、まだ朝5時やし、こんな早くに飯食わせっていう方が間違えてる気がする。
飯はいいや。途中で買おう。

6時を少し過ぎた頃、昨日の旅行会社の車は無事到着。
俺を乗せた後、スペイン人2人を拾い、ンゴロンゴロに出発!!

俺はスペイン人たちに、スペイン語で値段を聞こうとしたが、
意外にも運転手がスペイン語を理解できたので、それはやめた。
(運転手はもちろん旅行会社の人間なので)

ンゴロンゴロに向かう途中、なんと!!!
偶然にも1種類目の動物に遭遇!!

DSC_0401.jpg

DSC_0402.jpg
キリンさんたち。顔が可愛い!だが、ライオンを蹴り殺すことも。

ンゴロンゴロのクレーター内ではキリンは見られないと聞いていたので、
本当にラッキーだった!!

俺「キリンはいないんじゃないの?」
ガイド「今は乾季から雨季への移り変わりの時期で、移動してきてるんだ」


その後、ランチボックスを貰うために車は一旦停車した。
そこで、他の旅行会社での参加者が、
急にその旅行会社ではいけなくなったという事で、俺達の運転手兼ガイドが、

「1人増えるけどいいか?他の会社に問題がおきたんだ」
「俺達はこうして、助け合ってるんだ」

ま、1人ぐらい大丈夫や。

そして増えたのは中国人。
上海から来ているという中国の旅行者だった。
珍しいな、中国人の旅行者なんて。


そして1人増えて、ンゴロンゴロへ出発!!

DSC_0406.jpg
途中でみつけたバオバブの木

DSC_0412.jpg
子どものバブーン(ヒヒ)はこんなに可愛いのに、

DSC_0408.jpg
大人になるとこうなります。


そして、ンゴロンゴロの入り口に到着。
ガイドさんが入場に関する手続きをしている間、俺たちは少し休憩。

DSC_0418.jpg
俺達をのせたサファリカー。

DSC_0416.jpg
ここからが入り口


入り口に入り、俺達をのせたサファリカーは、山を下ってクレーター内部へと進む。
さ、果たしてどんな動物に会えるのか。

DSC_0427.jpg

まず見られたのは、シマウマとヌーの群れ。
シマウマは、スワジランドで散々みたけど、ヌーは初めてだ。
遠くて顔がよく見えない。


その後も、ゾウにも遭遇したが、ゾウはさらに遠く、レンズの望遠を最大にして
何とかゾウだとわかるレベル。んーもっと近くでみたいなー。


そしてその後、ドライバーが「カバだ!」といった。
カバは英語でHoppo。スペイン人女性が「イッポはあそこよ」と教えてくれた。
さすがHを発音しないスペイン語。南米がなつかしくなるじゃないか・・・。
言われて何とかどこにいるわかったのだが・・・

DSC_0446.jpg
望遠を使わないと岩にしかみえないカバ


その後、ドライバーがサファリカーの上を開けてくれた。

DSC_0466.jpg
後部差席の前。後ろもこんな感じで外れる。



そしてその後・・・若干遠いがドライバーがライオンを見つけた。

DSC_0471.jpg


ライオンの目線の先にはインパラやシマウマの群れが。
そして彼らは皆ライオンの方を向いている。
距離はかなりある。このライオンの位置からで狩れるのか!?



ハンティングはしなかった。
ライオンはこの後、座ったのだった。
ドライバーも「ハンティングはしない」と言って、次の場所へ。


ライオンを見た少し後、ヌーの群れがサファリカーの近くにいたので、
ようやくヌーをはっきり見る事ができた。


DSC_0479.jpg
よくみると面白い顔してるなー。



この後、サファリカーはヒッポ・プール(カバが休憩している場所)の近くに停まり、
ランチとなった。
ランチボックスは、サンドイッチ(中身は薄いニンジンだけ)、芋、バナナ、クッキー、卵。
しょぼ!!!!
300ドル払ってるツアーやったら、もっとマシなもんだせよ。

ヒッポ・プールというから、カバが出てくるのを待ってたんだが、
カバは水の中から出てこようとしない。

「朝と夜は水から出るが、日中はずっと水の中だ」
ガイドはそういった。

DSC_0488.jpg
たまに目だけだすカバたち

カバは見られないが、綺麗な鳥たちはしっかり見る事が出来た。

DSC_0489.jpg
テリムクドリ

DSC_0491.jpg
ホロホロチョウ



ここでの休憩なのだが、外でランチを食べると、
鳥達がランチボックスを狙ってくるため、ランチは車の中と決められている。
だが、勝手な行動をするクソ野郎共がいて、うちのツアーのドライバーは、
別のツアー参加者にしょっちゅう注意していたのだった。
(中にはエサをやろうとするものも。やっていい事と悪い事の区別もつかないのか)


さらには、勝手にどんどん遠くに歩こうとするものもいた。
(スペイン語を話していた)

ここはライオンやヒョウ、チーターなどの肉食動物がいるほか、
草食動物であっても近づくと危険な動物がいて、
サファリカーから出ないように言われている。

うちのツアー会社のドライバーは、怒りながら、
「早く戻るんだ!ドライバーに車から出ないように言われただろ!」

それをうちのツアー参加者のスペイン人が訳して伝えると、
すると、歩いていたスペイン語使いの男は、

「ポルケ?」(なぜ?)と一言。


お前それマジで言うてんのか?
なんで歩いたらあかんか考えてもわからんのか?

ヤクをやってて今頭がイってるか、ただのアフォかどっちかやな。
俺は両方やと思うけど。

「ここにはライオンもいるんだぞ!」

てかお前が死のうが俺らはどうでもいいけど、
これからここにこようとしている人、現地のツアー会社、タンザニア政府にまで
迷惑がかかる。それにお前の国の人たちにもな。

「俺は痩せているから大丈夫だ」



もう死んでください。
さっさとライオンに食われて死んでください。
いや、死んだらあかん。
こういうアホは痛い目みないとわからへんねん。

さっき、ライオンに攻撃されて綺麗な縞模様がえげつない事になっているシマウマを見たが、
あんな感じになればいい。痛い目をみてはじめて気がつくだろう。


その後も、ドライバーは怒りながら何度も注意して、
何とか戻っていった。

「アイツはマトモじゃない。ドラッグをやってるんだろう。顔がマトモじゃなかったろ?」

ドラッグをやってる目ではなかったが、俺もそう思う。



その後、イボイノシシや別の鳥などを見た後、ついにオスラインに遭遇!!
かなり近かったのだが、ライオンさんはお休み中でした。残念。。。

DSC_0503.jpg
気持ち良さそうに寝るライオン


中国人「OK。行こう」
スペイン人「だめよ。もうちょっと。おきるかもしれないじゃない」

いーねーこういうやり取り。
こういう人間くささというか、こういうやり取りが俺は好き。


うちのドライバーは、口数こそ少ないものの、
質問するとちゃんとした回答が返ってくるし、
無線や途中のドライバーと情報のやり取りをしているようで、そのおかげなのか、
動物の遭遇率が高い気がする。


ドライバーは、
「チーターがいるぞ。見にいこう」とのこと。
中国人は、どうしてもサイがみたいようで、さっきからサイをみたいと言っていたが、
ガイド「サイは今日はムリだ」と言っていた。
サイおれも見たかっただけに、残念や。。。


そしてチーターのいる場所に到着。
すでに数台のサファリカーがチーターの近くで停車していた。

DSC_0523.jpg
チーターの近くにとまるサファリカー


チーターは二匹いて、最初は寝そべっていたのだが、

DSC_0512.jpg

DSC_0513.jpg
たちあがり、

DSC_0516.jpg
お、ハンティングか!


と思ったが、数百メートル先にいるシマウマたちは、全てチーターの存在に気づいている。
みんなチーターの方を見てる。


ツアー客(俺も含む)は、チーターがハンティングするのを期待したが、
やはり厳しかったようで、草むらに入って再び休憩したのだった。

ガイド「ダメだな。行こう」


いや、チーターが狩りをしそうな場面を拝めただけで楽しかった!!



チーターを見た後は、これまで見た、遠くでしか拝めなかった動物にあえた。

DSC_0529.jpg
バッファロー

DSC_0527.jpg
ダチョウ


中国人「ダチョウを狙う動物はいるのかい?」
ガイド「ダチョウは鳥で一番早いんだぞ?いないよ」
中国人「でも、チーターなら狙えるだろ?」


話はここで途切れたが、
チーターはもっと狙いやすいやつ狙いそうやけどな。



そしてようやく、俺が近くで見たかった動物である、ゾウにあえた。

DSC_0541.jpg
草食べてる姿がめっちゃ可愛い。

DSC_0532.jpg
木をバキバキ折りながら草を食べるゾウも



ゾウを見た後、車はンゴロンゴロの入り口に向けて帰りはじめた。
ここでは、滞在時間が6時間と決められているためだ。


ま、色んな動物見られたし、けっこう満足したな。
楽しかった。



車は来た道を戻り、ランチボックスをとった所で停まった。
そして途中参加の中国人マイクは、ここで降り、元々のツアー会社で
帰ることになった。


サファリでは、ドライバー兼ガイドにチップを払う事になっている。
よくガイドブックに額が書かれてたりするけど、少なすぎない限りは
自分で決めたらいいと思うけどな。


で、一通りやり取りが終わった後・・・
ガイドさんは

「彼は途中参加だったから俺の弁当をあげたんだ。
 それも説明したのに、最初は1000だった!」と怒っていた。


額は自分で決めたらいいと思ってはいるが、
1000シリング(約70円)は少なすぎるやろ。。。。
ここアルーシャでは、飯一食分にもならんやろうし。
(マーケット内なら食べられるかも )


マイクは結構自分から話す方で、彼のおかげで結構盛り上がった。
ただ、英語を話すが発音が聞きづらく(俺が言うな)、ドライバーは何度も聞き返してた。


マイクを下ろし、俺達はアルーシャへ。
ドライバーはしきりにどこかと電話をしていて、何かと思ったら、

「うちのガイドが1人病気になったんだ。俺がもう一回いかなくちゃならない」

ガイド忙しいな。。。



ということで、ガイド兼ドライバーが降りる前に、
チップとして20000シリング(約13ドル)払った。
こっちの公務員の1ヵ月の給料が約50ドルらしいから、
10ドルちょいは十分なはず。10ドル払おうと持ってきてはいたのだけど、
結構満足できたし、現地通過を使いたかったので、20000にした。



そして、彼の代わりに運転手になった人が、




ものすご頼りなさそう。。。



頼りなさそうな雰囲気かもし出してる。。。




車がアルーシャに着く前に、俺はドライバーに、
「俺のホテルはKitundu Gust Houseなんだ。そこで降ろしてくれ」
と言い、ドライバは「知っている。OK」と言った。

同じくスペイン人たちもホテルを伝え、
「OK」と言ったのだが、さすが頼りなさそうな雰囲気をかもし出しているだけあって、






車はあやうく旅行会社に戻りそうになった。
スペイン人「これオフィスにいくでしょ!」と言うと、
「ボスに一旦帰るように言われている」と一言。




おいおい・・・OK言いながら余裕で無視すんなよwwwwww

俺達は「金は全て払っている。ボスに会う必要はもうない」

といい、なんとかホテルに向かってくれたのだが、




コイツ・・・




両方知らん




やってくれるやんおっちゃん・・・
いや、そんなこったろうと思ったけど。だって頼りなさそうやもん。

スペイン人たちは場所を知っていたので、道を教えながら帰っていったのだが、
俺はここに到着した時も送ってもらったので、道を知らない。



これやばいパターンやな・・・。
最悪一度ツアー会社戻りやな。


俺「バスターミナルの近くだ」


そしてやはり知らず、彼は途中で止めて道を聞きだした。
あかん、こいつに頼ったら帰られへん。
俺は後部座席の後ろから前の椅子に移動し、窓をあけようとしたが、

「ドンウォーリー」

と一言。




これまで聞いたドンウォーリーの中で一番心配やwwwwwww
何て頼りない「心配するな」なんだろう。。。


だが、道を聞いた後はホテル近くの道まで行った。
そこまで行くと俺も覚えていたので、ホテルの前で降ろしてもらった。

「ありがとう!本当にありがとう!」

そう伝えて、部屋へ戻った。
部屋に戻り、20分くらい休憩すると、部屋をノックする音が。

ホテルの人かな?そう思ってドアを開けると、



俺を最初ここに送ってくれた2人だった。
こいつらは全然スレてないし、金金いわんから俺は好き。

俺「やぁ!来てくれたのか!!こんばんは!」
と明るく挨拶すると、彼らも明るく挨拶してくれた。

男「サファリはどうだった!?」
俺「本当によかった!いろんな動物にあえたし!!」
男「それはよかった。で、明日マサイに会いたいって行ってなかった?」



あー言ってた。
でも300ドルも使ったので、それはムリやな。

俺「もうタンザニアで使える金を全て使ったから、参加できないな。
  明日は街をぶらぶら歩くことにするよ」
男「そうか。街歩きのツアーもあるぞ?街は危険だぞ?」
俺「いや、大丈夫だ。色々ありがとう」

ここで笑顔になってくれるところが嬉しい。さらにツアーの紹介とかをしない。
そして最後に俺に名刺を渡し、

「これを日本人に渡してくれ」と一言。
あ、よくある紹介してくれパターンね。

「いいよ」
そう伝えた。


だが、こうして名刺を貰って、誰かに渡した事は一度もない。
理由はないけど。というか、
大事なものじゃないから、適当な所に挟んでたらよく失くすねん。


男たち「じゃ、またこいよ!」

ツアー代金はクソ高かったけど、皆いいヤツラやった。
これで値段がもし妥当なのだとしたら、超いい会社やん。

「絶対ここ!」という言い方はしないけど、
他と比較して値段がそれ相当なら、ここはおすすめだな。
そういう風に、どっかの情報ノートにでも書いておくか。



この日は疲れてたし、このまま眠りについた。
2010..16 タンザニア comment0 trackback0

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プロフィール

小太郎

Author:小太郎
1982年生まれのてんびん座。
面白そうな事にはすぐに飛びつきます。友人いわく、「フットワーク軽すぎ」

性格:優しいはず
趣味:写真を撮る事、旅行(国内、海外)、ネットサーフィン、外国語の勉強
好きなもの:スタジオジブリ作品(特に耳すま、海きこ)、新居昭乃(特に空の森)、Sound Horizon、hide、洋菓子、アザーン、酒、面白そうなもの、事
嫌いなもの:ゴキブリ、高野豆腐
口癖:ぐはっ、うは、ってか、


2009年10月5日から2011年5月1日までの世界旅行記を掲載。

北米→中米→南米→アフリカ→アジアと、
基本的にバス移動での旅行記を掲載。

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