3/11(金) 声を潜めてバスで到着を待つ ~シェムリアップへ~

ちゃんとお金を払ってシェムリアップまでのバス代を支払ったのに、
なんで声を潜めてじっとしていないといけないんだ!??


何かおかしいと気づいたのは、バンコクからシェムリアップまで向かう途中、
アランヤプラテートの少し手前の旅行会社と同系列のレストランで、
ビザの申請用紙に記入している時だった。


ミニバスで観光客が次々とそのレストランに到着し、
皆、朝食を食べながらビザの申請用紙に必要事項を記入していた。


俺はすでに書き終えていたので、
その辺をぶらぶらしたり、他のメンバーを見たりしていたのだが、




他の皆は、胸にシールやステッカーが貼ってある。



俺だけ貼られていない。
しかも、今朝、旅行会社に言われた待ち合わせ場所に着いた時、
スタッフに唯一持っていたバスのチケットを渡すように言われたので、
俺は今、「自分がシェムリアップまでのバス代を支払った」事を証明できない。



まぁ、何かが起きてからでいいや。
今はまだ大丈夫だし。



そう思ってポイペト国境へ。
観光客が多かったので、なかなか入れず、出国&入国に少し時間がかかった。
旅行会社から貰った紙には、

「出国後スタッフが待っているので、専用のバスに乗ってシェムリアップの
オールドマーケットまでいく」

と書いてあったが、到着したのは別の場所。


”Tourist Customer International Terminal"


どこだここ??



その後、他の皆は胸に張られているステッカーの色や種類毎に、
タクシーやバスに乗ってシェムリアップへと向かった。

俺は・・・


スタッフ「なぜ何も貼られていないんだ?」
俺「知らない。誰も張らなかった」
スタッフ「君が無料でシェムリアップまで行けるかはわからない」


スタッフと話していてわかった事、それは、
各自、ステッカー、シール、もしくはバスのチケットを持っていて、
現地スタッフはそれを見て自分達の客だと判断しているらしい。

つまり、何も持っていない人は自分達のバスに乗せる必要はない。





・・・っておいおい、それ俺の事やんけ!!!



俺は1バーツも1レアルも1ドルだって払う気はないぞ!!!


1時間くらい待ち、バスが到着。
噂どおりの遅延行為だ。
バンコク→シェムリアップへは、旅行会社が様々な遅延行為を使い、
夜遅くにシェムリアップの自分達の関連するホテルに到着して、
そこに観光客を泊まらせるという事をしているらしい。

バスが到着すると、現地スタッフは待合室にいる観光客達を集めだした。
とにかく、このバスに乗らないとシェムリアップまでいけない。
とりあえず、俺は後ろの方に乗る。

しばらくして、スタッフが、「チケット、およびシールを見せてください」と
前の客がから順番にチェックしだした。



俺のところまで来たら終わりだ。
確実にもめる。
あぁ、カンボジアに来ていきなり戦うのか・・・疲れるなぁ。
到着したら宿探しもしないといけないのに・・・。




そう思っていた時だった。
バスの乗客の中に、俺と同じ何も持っていない人がいた。
しかも10人以上。



現地スタッフは困惑し、
彼らにどの旅行会社から来たのか、どのスタッフに連れてこられたかなどを尋ねた。
そしてスタッフはバスから降り、20分ほど経ってからバスへ戻った。
どうやら解決したらしい。


その後、何故か、その何も持っていない集団より後ろに乗っていた乗客の
チェックは行わず、バスは動き出した。ラッキー!!!
乗客のチェックを行っていたスタッフは乗らなかった。


後はひたすら目立たないようにシェムリアップ到着を待つだけだ。
今いる現地スタッフは、誰だ誰なのかは知らない。全員が客だと思ってるはず。
よし、助かった!!!



そして無事シェムリアップ到着。バスは予想通り、1軒のホテルに到着。
TASOM GUEST HOUSE。
いかにも高そうな雰囲気。絶対泊まらん!!



お前らのせこい策略に乗って溜まるか!!!
バックパッカーなめんなよ!!!!





だが、そんな決意は簡単に打ち砕かれるのであった(笑)


シングル朝食付き7ドル。エアコン、ホットシャワー有。
部屋は・・・

めっちゃ広い。
水、歯ブラシ、トイレットペーパー完備。Free WiFi.
ベッドもめちゃでかい。転がれる。2人でも余裕。




もう・・・ここでいいんじゃないか?
何の不満もない。
俺の他に、タツヤさんという日本人の人もいて、彼も俺と同じく、
固い決意を持っていたらしいが、そんなものは打ち砕かれたのだとか。




わかるわー。



遅延行為で到着するやり方は汚いけど、ホテルはいい。
俺は1泊する事に決定!!


少し休憩し、タツヤさんを誘って屋台街へ。
屋台街では、メニューを持った客引きがたくさんいるのだが、





客引きのプロがいた。(主に中年男性向け)
まだ中学生くらいの女の子なのだが、店の前を通る客ほとんどに声をかけ、
多すぎる時は的を絞って声をかける。


欧米人の中年~高年齢の男性に主に声をかけ、
笑顔で近づく、通せんぼ、腕を掴む、表情をコロコロ変えるなどして、
次々と男性客をゲット。すげー!!!何そのテク!!!

しかも、1度着てくれた客は覚えているらしく、
1度来た客にはもっと馴れ馴れしい態度で近づき、客をゲット。



おかげで客は、カップルか男性客のみ。
だってこれ、女性客には通用せーへんもん。



タツヤさんは完全にノックアウト。
飯も旨そうだったし、俺も了承。



DSC_3161.jpg
1品1ドルくらいなので、お腹いっぱいになるには、2、3ドルかかる。高い。


タツヤさん、このコを相当気に入ったようで、最後はチップ渡してた。
ちょっとまて!!そういう事をすると今後来る観光客に迷惑が・・・。



俺「どうやった?」
タ「いい感じでした」



どんなけ幸せそうな顔やねんwww
まぁいいけど。



宿に戻り、軽くネットをした。
そこで、日本で大きな地震が起きた事を知った。
関東東北大地震だ。



友人の安否をまず確認。
mixiにログインすると、関東の友達は皆無事だった。
その他、関西にいる家族、友人、大切な人にもメール。
皆大丈夫そうで安心した。


だが、タツヤさんは父親が出張で仙台にいるとのこと。
彼もネットをして情報を仕入れたらしく、俺の部屋に来た。

国際電話しようか迷っていたので、俺のSkypeクレジットを使ってもらうことに。
Skypeで電話した結果、なんとか無事である事がわかった。本当に良かった。


関東にいる友達は、
家に帰るのに何時間も皆歩いたり、帰れないので待機したりしていた。



こんな状態でのん気に旅行していてもいいのか?
結局答えが出ないまま眠りについた。



Zipangu Travelにメールすると、すぐに返信が返ってきた。
どうやら、エージェントのミスでシールが貼られなかったらしい。

海外で、日本語の通じる旅行会社には何度かお世話になった事がある。
この会社のサービスが向上し、より多くの日本人の役に立つように、
俺なりに、改善すべき点を記載してメールした。超おせっかいだが、
こうすれば、今後2度と同じミスは発生しないというのを考えたつもりだ。


交通費の500Bを返金しますと言われたが、それが目的ではない。
サービス向上のためですと伝えた。


同じ日本人として、異国の地で働く人の助けに少しでもなれば、と思った。
2011..11 カンボジア comment2 trackback0

comment

y
いい奴やな。自分ならさっさと金返してもらってさよならやな。自分さえ良ければいい。
2011.03.19 23:31
小太郎
>y
俺もいつもはそのはずなんだけど、長旅で変わったみたい。

2011.03.20 20:22

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プロフィール

小太郎

Author:小太郎
1982年生まれのてんびん座。
面白そうな事にはすぐに飛びつきます。友人いわく、「フットワーク軽すぎ」

性格:優しいはず
趣味:写真を撮る事、旅行(国内、海外)、ネットサーフィン、外国語の勉強
好きなもの:スタジオジブリ作品(特に耳すま、海きこ)、新居昭乃(特に空の森)、Sound Horizon、hide、洋菓子、アザーン、酒、面白そうなもの、事
嫌いなもの:ゴキブリ、高野豆腐
口癖:ぐはっ、うは、ってか、


2009年10月5日から2011年5月1日までの世界旅行記を掲載。

北米→中米→南米→アフリカ→アジアと、
基本的にバス移動での旅行記を掲載。

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